白規格ニップル こだわりの3つの特徴

こだわりの白規格ニップル

3つの特徴と従来品との違い

「ニップロ」であり続けるために。

私たちは、可能な限り最良の製造方法を見つけ出そうと自らに挑みました。ずっと当たり前だと思われ続けていた、その品質に対する挑戦状のようなものです。このようなプロフェッショナル精神を「ニップロ」と定義しました。

特徴1 - 外面取り

従来品では開先部のネジ山のヨレやめくれが原因で、継手とはめ合せが困難になることがありました。弊社はこれを見直し、切断工程後にもう一工程追加し、「45度の大きな開先加工」を施しました。これにより「スムーズなネジ込み」が可能となりました。

特徴2 - 内面取り

従来までのロータリーカッターを使った押し切りによる切断方法は、鋭い内バリを生みます。また、そのバリを除去するためにリーマーで擦り取らなければならず、これにより内面に「深く荒い」擦り傷がついてしまいます。私たちはこの問題に対して、切断はシンプルにメタルソーで行うことで内バリの発生を最小にし、その後、旋盤面取りを施し「わずかな糸面取り」にとどめることでバリの無い「美しい内面取り」を実現しました。

特徴3 - 端面メッキ

私たちは、ネジを切る前の下処理に着目しました。従来までは、メッキのかかった長尺パイプを切断しニップルに仕上げていました。当然ながらこの製造方法では、切断された端面や内バリを擦り取った内面取部は、「メッキ無し」の状態となりサビの原因を作っていました。そこで私たちは、切断後に内外の面取りを仕上げ、その後一本一本個別にメッキを施すことにしました。このネジを切る下処理が、弊社こだわりの白規格ニップルの最大の特徴である、ネジ部以外は「全てメッキで覆われたニップル」を誕生させたのです。

従来品

従来の白規格ニップルは、住宅設備配管向けのコストを最優先させたニップルです。コストを下げるために量産に適した加工方法を選択せざる得ません。そのため「荒い面取り」や「ネジ山のヨレ」「メッキの剥がれ」といった製品クオリティーが当たり前となっているのが現状です。

従来品と本製品の違い

本製品は、勿論、住宅設備配管向けとしてもご利用頂けますが、「機械設備配管に最適なニップル」に仕上がっています。機械設備配管の一部になるニップルに求められることは何か?それは単に配管出来れば良いわけではなく、ニップルそのものが設備の一部となる以上は、最終ユーザの目にふれても恥じない美しさでなければいけません。そのために「外面、内面、端面」の3つにこだわることは私たちの「ニップロ」としての精神そのものなのです。

さらに詳しく

尾川パイプのニップルは「pipe-nipple.com」でお買い求め頂けます。
また、お電話によるお問い合わせやご注文も随時承っております。
弊社について詳しくは「コーポレートサイト」をご覧ください。